Baltic State : ラトビアの失敗から学びなさい!(エストニア)
経済ニュースBBNによると、ロンドン経済スクールのCharles Goodhart教授がエストニアは支出を削減し、賃金の引上げを棚上げし、準備金に手をつけてでもこの経済危機を乗り切るべきだと示唆しているという。
英国銀行の元チーフアドバイザーを務めた同教授は、『ラトビアは結局IMFに援助の手を求めてしまった。次はいつエストニアがその轍を踏むのか』が問題だと述べている。
ただし、エストニアの政治家の多くから同教授はその他多数のアナリストと同じで指数の上辺の数字に基いてエストニアの経済危機を説明しているに過ぎないと声が聞かれてくる。
同教授が言うには、エストニアがラトビアと違う点は、エストニアは長らく準備金を貯蓄してきており、既にそれはGDPの10%に達している。上手くこの資金を使えれば、この経済危機は上手く乗り越えられるという。