Baltic State : Swedbankにいろいろな噂(エストニア)
経済ニュースBBNによると、バルト3国の通貨切下げ観測が急速に拡がった場合、Swedbankもただでは済まないという。
Swedbankは1日に発表したレポートの中で、バルト3国に脅威的なリスクが潜んでいると認めている。
同行によると、バルト経済には通貨切下げ懸念が高まっており、切り下げられれば金融、不動産市場に多大な影響を与えることになるという。
実際にそうなった場合は、バルト3国で大きなシェアを誇るSwedbankにも大きな影響が及ぶことになると見られている。
スウェーデン政府は問題を抱えるカーネギー投資銀行(Carnegie investment bank)救済でもあまり積極的な姿勢を示しておらず、カーネギーに関しては、NordeaかHandelsbankenが救済合併するものと見られている。
通貨切下げとなった場合は、Swedbankには不良債権化した融資が大量に発生し、自助努力だけで済まなくなるかもしれない。
Swedbankの一部事業に興味を示すHandelsbankenでは、最終的にSwedbankはスウェーデンに特化した預貯金銀行に成り下がることになると見ている。