Baltic State : 06年以来となる最大のラッツ買い介入!(ラトビア)
ラトビア中央銀行が先週もラッツ買いの為替介入を行い、少なくとも2年前に行った為替介入の水準に既に達していると米ブルームバーグが伝えている。
同行は、先週1億8980万ラッツ(約320億7620万円)買いユーロ売りの為替介入を行い、何とか変動幅を維持するように介入を続けている。これにより7週間連続で為替介入を行ったことになる。
通貨介入を行う背景は、通貨切下げ観測からラッツ売りが勢いを増しており、ラッツを支える為に連日のように介入を実施せざる得なくなっている。
これまでに中央銀行が購入したラッツは4億8310万ラッツ(約816億4400万円)に達している。
ラトビアの外貨準備高は54億ドル(約5184億円)程で、向こう4ヶ月分の輸入支払相当分を賄うことができる。