Baltic State : 自動車販売、4年後には急回復?(ラトビア)
バルティックタイムズによると、自動車業界では来年以降の販売に関し、比較的楽観的で、この金融危機も終わりを告げれば、2〜4年で元に戻るという見通しが大半を占めている。
日産の正規代理店MotorcentrsのJanis Pormalis代表は、自動車販売は世界経済とリース環境によるところが大きいといい、自動車リース業界ではリース条件を厳格化したことで、新車販売も落ちてしまった。
Pormalis氏は、このまま景気が後退を続ければ、来年の新車販売は2004年から2005年ごろの水準にまで落ち込むが、その後は、4年ほどで過去最高の販売高を記録した07年度の水準まで急回復すると楽観的な見通しを披露している。
ジャガーとマツダを取り扱うInchcape Motors LatviaのJuris Bogdanovs代表も新車販売は数年で回復するとこの景気後退が早々にも終焉するとの見通しを示している。
今年ラトビアでは、新車販売は37.7%減少し、1万7239台の販売に留まっている。去年は同じ期間中に2万7673台が販売されていた。