Baltic State : ラトビア政府、国内最大手地元系銀行を国有化!(ラトビア)
ラトビア政府は国内最大級の銀行の1行である地元系銀行パレックスバンク(Parex Banka AS)を国有化することを決めたと発表した。
米ブルームバーグによると、ラトビアのIvars Godmanis首相は、8日深夜、政府内で同行の国有化について協議し、同行株51%を株主から2ラッツ(約360円)で買取り、国内唯一の国営銀行Latvijas Hipoteku Un Zemes Banka ASが引受銀行とすることを決めたという。
パレックス銀行は来年にかけて計12億ユーロのシンジケートローンの返済が迫っており、市場からの資金調達が困難になったことで、政府に救済を求めた格好となっている。