Baltic State : 首都圏でもバス料金が6割アップ?!(エストニア)
この11月1日から新たなバス料金の新体系が実施され、これまでの料金から一気に60%も値上げされている。
地元紙Postimeesによると、首都タリンと近隣地域ハルユは4つの地区に分類され、新価格体系が適応されることになった。
これまで値上げ幅は17%程度に留まると見られていたことで今回の6割アップに市民等も不満の声を挙げている。
新料金では1地区内の乗車料金は12クローン(約96円)となり、別の地区を跨ぐ移動の場合は、別途に10クローン(約80円)が必要となる。
また、同様に1ヶ月定期は190クローン(約1520円)に値上げされた。
ゾーン制が敷かれた今回の新料金体系では、ゾーン1がタリン市内、ゾーン2はタリン市に連なる近郊地区、ゾーン3はそれ以上の地域で、ゾーン4では、他地域に隣接するハルユマ遠方地区となっている。
現行のバス運営費用は、40%が乗車料金、そして残りを各市町村などが負担している。