Russia : 露プーチン大統領、バルト3国を批評(ロシア)
ロシアのプーチン大統領がバルト3国はロシアの安いエネルギーとロシア企業の海外輸出する際にバルト3国を経由させることで大きく利益を享受していると、バルト3国に釘を刺している。
プーチン大統領曰く、これらの利益は長くは続かないと案にバルト3国を介した輸出が今後激減していくことを示唆している。
エストニア、ラトビア、リトアニアの3国はロシアが石油輸出する場合、必ず介さなくてはならない港湾基地となっている。実際にロシアのPrimorskとラトビアのVentspils及びリトアニアのButingeは石油パイプラインで繋がっている。
そして、一部の石油製品は、鉄道輸送でエストニアのタリンを介して海外に輸出されている。エストニアに関しては、この5月までは年間2500万トンのペースで石油がエストニアを介して輸出されてきていた。
バルト3国各国では、エネルギー問題でロシアと対峙する関係が構築されていることから、ロシアとしては言う事を聞かないバルト3国にエネルギー外交を使って政策の転換を図ることを求めている。