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07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

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Russia : 資産管理会社、運用資産高が伸びず苦悩(ロシア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-7-9 2:00:00 (1338 ヒット)

ロシアの資産管理会社の預り残高の伸びが期待を裏切っているという。その主な理由は主に株式市場の不調だと見られている。

07年第1四半期にロシアの資産管理会社が預かった資産総額は好調な経済に反して昨年同期より微増に留まっている。その背景は、この所の株式市場の不調を嫌気し、また将来的に更なる下落が起こり得るとして投資家等が資金を引き上げていることにある。

Investfunds.ruによると、資産管理会社の預り資産は3月31日の時点で1兆1510億ルーブル(約448億ドル)で、1月1日時点からは5.5%の増加に留まっている。

上位20社の内の6社に至っては、第1四半期の預り資産は減少しているという。最大の減少を記録したのはAllianz ROSNO Asset ManagementとMetropolの2社で、Allianz ROSNO Asset Managementでは、預かり資産が158億ルーブル(約6億1550万ドル)から62億ルーブル(約2億4150万ドル)へと半分以下にまで減少している。

Metropolでも預り資産は108億ルーブル(約4億2070万ドル)から80億ルーブル(約3億1160万ドル)まで減少させている。

ただし、何社かでは預り資産は増加しており、Trinficoでは預り資産は倍増し、同様にAlfa Capitalでも資産は50%増を記録している。

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