Baltic State : 不動産大手Ober-Haus、フィンランド企業に身売り(エストニア)
フィンランドの大手不動産グループRealia Gruppが不動産大手のOber-Haus Kinnisvaraを買収することが明らかになった。
今回の買収によりRealia Gruppは従業員2000人を抱えるフィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ウクライナを網羅する中東欧最大の不動産企業となる。
Realia Group Oyは、 Huoneistokeskus、SKV、Huoneistomarkkinointiなどのフィンランド国内でも大手と呼ばれる不動産会社を傘下に収めており、グループ全体の売上高は、今年1億4000万ユーロが見込まれている。
Ober-Hausは、1994年にPaul Oberschneider氏が事業を興し、バルト3国、ポーランド、ウクライナに35ものオフィスを展開している。
Realia Group Oyの大株主には、Sponsor Capital、Nordea Pank、Varma、Finnish Industry Investment Ltd等となっている。