Baltic State : 労働コスト、エストニアは既に低コスト国からは卒業(エストニア)
ハンサバンクのMaris Lauriチーフアナリストが廉価な労働コストを謳ったビジネスモデルを営んでいる企業は直に淘汰されるだろうとエストニアの事業環境を分析している。
同アナリストは、Profit Magazine主催の投資セミナーで、エストニアの経済発展は55%のチャンスでまだまだ存在すると示唆しながら、08年下半期にも経済減速が始まり、近年の経済成長水準を下回ること意なると今後の見通しにも言及した。
また、同アナリストは、エストニア経済の将来は、事業内容と賃金昇給の諸条件を如何に再構築するかで大きく掛かっており、海外との競争力を維持するには、今のような低賃金を謳い文句にしていくことは不可能だと現状を指摘している。