Baltic State : パレックスバンク、06年度の純利益が6割増の4800万ラトに(ラトビア)
ラトビア最大の独立系銀行パレックスバンク(Parex Bank)が06年度の純利益が60%増の4800万ラト(8500万ユーロ)となったことを明らかにした。
監査法人E&Y(Ernst & Young)が決算内容を承認したものが3月26日に株主総会で承認された。銀行資産は34%増の23億5000万ラトにまで増加している。
同期間の預貯金額は17%増の14億6000万ラトに達し、融資残高も62%増の13億2000万ラトと大きく事業を伸ばしている。
また、今年の収益予測については、5000万ユーロに留まる見通し。06年度は所有不動産の売却から得た2800万ユーロの利益が決算に計上されていることから、07年度分はその分収益が減少した形に見えることになる。