Baltic State : ハンサバンク頭取,現状に危惧(エストニア)
バルト3国最大の金融グループ ハンサバンク・グループ(Hansabanka Group)のErkki Raasuke頭取がユーロ導入への期日設定が決まらないことに苛立っている。
Raasuke氏は、日刊紙アリパエブのインタビューに対し、新連立政権がユーロ導入時期の策定に入らないことに苛立ちを示している。
同氏曰く、自身の経験から、『期日設定しないものは実現しない』と現政権に不満を漏らし、2010年から2011年に導入が達成できるのではないかとの自身の見通しに言及している。
尚、高インフレに苦しむエストニアでは、当初の期待から既に34ヶ月もユーロ導入が先延ばしさせられている。