Baltic State : 世界3位の港湾会社DP World,バルト3国に投資を示唆(エストニア)
世界第3位の巨大港湾運営会社DP Worldがバルト3国の何れかに投資する意向であるとブルームバーグが伝えている。
現在のところ、どの国のどの港になるかは未定だが、近い将来にドバイ籍のDP Worldが選定に入ると見られている。
DP World社のMohammed Sharaf氏によると、同社の企業方針では、どの地域でも独自の港湾網の構築を目指しており、バルト地域の急成長を鑑み、早急に進出を目指すとしている。
Sharaf氏は、可能性としてエストニアか隣国のいずれかに東バルト地区の拠点を設ける意向であることを示唆している。
DP World社は、世界30カ国に50の港湾施設を展開している。同社の株主はドバイ首長国(Emirate of Dubai;アラブ首長国連邦の一つ)で、昨年英Peninsular & Oriental Steam Navigation Co.を68億ドルで買収している。