Baltic State : ラトビア中央銀行,6500万ユーロの市場介入(ラトビア)
ラトビア中央銀行がラト切り下げを狙った投機筋の動きを阻止すべく15日に6500万ユーロの売り介入を行っていたとブルームバーグが伝えた。
ブルームバーグによると、15日、ラトとユーロの交換比率は0.7098まで下がり、2005年に通貨をユーロとペッグさせて以来の下値である変動下限2%をつけていた。
ラトは2月19日にスタンダード&プアーズがラトビア経済のハードランキング示唆とソルベンシーの見通しを下方修正した頃から軟化し始めた。
中央銀行は、現在44億ドルの外貨を保有しており、当分の市場変化には十分対応できると見られている。