Baltic State : パレックスバンク,マネロン疑惑口座を特定(ラトビア)
パレックスバンクが米SECに指摘された違法取引を行ったとされる口座全てを特定したと明らかにした。
パレックスバンクでは、3月7日に株価操作の疑いがある取引が同行口座を介して行われているとしてアメリトレードを筆頭に他5社からのクレームを受けていた。
今疑惑では、ナスダックに上場する株式最低15社の取引で株価操作の嫌疑が掛けられている。
パレックスバンクでは、今回の違法取引を同行が関与して行われたのではなく、利用されたに過ぎないとして、法的手段を講じる姿勢を明らかにしている。
パレックスバンクでは、昨年度中に3つの口座が違法取引に使われたと示唆しており、既にラトビアの金融当局にも通報済みであるという。
パレックスバンクは、ラトビア第3位の大手銀行で金融当局からのコンプライアンスを厳しく遵守しており、今回の嫌疑がラトビアのイメージを損じることを懸念している。