Baltic State : 2006年度GDP,11.9%の拡大(ラトビア)
ラトビアのGDPが2006年度に05年度期比で11.9%の拡大となった。
しかしながら、市民の3割強のみが経済の拡大の恩恵を受けたと感じているに留まり、残りの7割弱ではGDPが拡大したとは感じていないという。
実際の所、市民の多くはGDPの拡大よりも、物価が高騰しただけだとしか感じていないようだ。
GDPの拡大を感じたと感じたとされる市民の大半は首都リガに集中している。人口一人当たりのGDPは25%の増加となり、国全体は経済規模の拡大を享受した模様。
銀行大手のSEB Latvijas Unibankaでは、今年のGDP成長率も9〜9.5%と高い成長率を予測している。