Baltic State : 多国籍企業等,通貨危機に懸念(リトアニア)
リトアニアの多国籍企業等でリタスの交換比率引き下げに備える動きが出始めている。
多国籍企業の多くで過熱気味の国内経済を懸念して保有通貨のポジションをよりフレキシブルに変更していく動きが出ており、外資系の一部では、バルト3国各国の傘下企業に対して、通貨切り下げに関したリスクを試算することを指示しているという。
リトアニアもラトビア同様に通過の切り下げは現状では非現実的で、国内経済自体は、ラトビアのそれよりも強靭であることからも切り下げは有り得ないとの意見が強い。