Baltic State : 昨年に家賃が59%も上昇(ラトビア)
05年9月との比較で昨年の家賃平均が59%の上昇となっている。中央統計局が昨年10月に実施した家賃の市場調査内容を明らかにした。
調査結果によると、賃貸に住む市民の48%が1平米0.72ラト以上の家賃を支払っている一方で、8%の市民で家賃を支払わない代わりに住居の管理費などを支払っているという。そして、リガ市民の3%と地方在住の市民13%が全く一切の家賃を支払っていないという。
同調査によると、国内の多くの住居は独立後に無償返却されており、その比率も市民の66%が無償住居に住み、25%がそもそも最初から国有化されていなかった住居に住んでいたことが分かっている。
賃貸契約を結んでいる市民でも、43%が全く契約詳細が盛られていない契約内容となっており、一方で38%の賃貸契約で1年以上の契約期間が結ばれている。また、9%で契約期間が1年未満と短い契約期間で契約が結ばれている。