タリンク
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Russia : 国内IPO浮遊株規制を緩和へ(ロシア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-2-6 2:00:00 (817 ヒット)

連邦金融市場局(Federal Service for Financial Markets)がこれまで企業に課してきたIPO時には株式の放出株数の上限を緩和することを示唆している。

ロシア企業に出来る限り多くの株式を自国で取引してもらうことを同局では目指している。これまで株式の30%を国内に割り振るとしてきた制限を半数となる50%を国内でIPOさせることで国内の証券市場を活性化し、国内投資家の目をもっと国内市場に向けてもらうことを今回の目的としている。

ただし、既に40%を国内に割り振ろうとする動きが出始めていることからも、法制化し強制的に企業に対してIPO株比率を決めるやり方を取る必要があるのか議論の余地がある。

ロシア企業は、06年1年間に21社がIPOを果たし、180億ドルを市場調達している。その中で実際にロシア国内で同様に上場を計ったのは6社に留まっている。

今年は、スベルバンクを筆頭に大手銀行がいくつもIPOを計画しており、その大半が国内での浮遊株数を増やすと見られている。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。