Russia : 裕福な生活を享受(ロシア)
昨年、ロシア人の個人所得が10%増加した。
連邦統計局によると、昨年1年間にロシア人の個人所得が実質ベースで10%の増加を記録した。
これまでロシア政府は貧困を無くすことに必死になってきたが、この背景には2000年当時、市民の30%以上が最低生活水準以下の生活を強いられていたことからきている。
この貧困水準は、2006年度には15%以下にまで減少し、将来予測では、07年度14.5%、08年度12.6%、09年度11.3%と徐々に減少していくことが予測されている。
実質可分所得は昨年10%の増加を記録し、平均月収は名目で24.5%増の1万736ルーブル(約404ドル)、実質で13.5%の増加となった。
また、経済省によると、今年の所得は、実質で9.8%増が予測され、最低でも8.5%増が期待されている。