Russia : カジノ地区創設までカウントダウン(ロシア)
近い将来、モスクワで営業するカジノが市内から消え去り、煌びやかなネオンも街並みからなくなることが確実となっている。ロシア政府は首都モスクワからカジノを追い出し、新たにカジノ特区4つを設けることに仮承認を与えた。
カジノ特区には、Altai、Primorsk、Kaliningradの他にRostovとKrasnordarの間の何処かに新設される予定で、今後は、新法案の施行に向けてプーチン大統領の署名が必要なだけとなっている。
モスクワやサンクトペデルブルグにある既存のカジノは09年6月30日まで営業が続けられるが、その後は両都市からはカジノ施設が立ち退かされることになる。
ロシア政府としては、現在の55億ドル規模のカジノ業界がギャングや経済犯罪組織などに運営されているとの認識から、政府主導でカジノ業界の監督を行うことを目的に今回の法案の施行を目指している。