Russia : 露内務省,年金基金の流用を調査(ロシア)
ロシア内務省が年金基金からコンピュータ機器購入として10億ルーブルが横領されているとして調査を始めている。
同省では、同基金関係者とLanit、R-Style、IBM東欧アジアといった企業の代表者から聞き取りを行い、横領に関った形跡がないか調査を進めている。
年初にLanit社(モスクワ)は同基金向けに機材供給の契約を獲得しているが、今の所何を取り扱ったなどの詳細の開示を拒んでいる。
また、同省によると、納入されたとされる商品価格が市場価格と比較して、極端に高く設定されていることにも言及しており、IBMが販売した商品も市場価格の倍額で契約されていると指摘されている。