Baltic State : 不動産購入者,タリン市政府による建設中止命令で建設業者を訴訟(エストニア)
複数の不動産購入者が建設会社YIT Ehitusが計画していたタリン市内のマンション建設が市政府により中止されたことを受けて、法的手段に訴えることも辞さないという姿勢を強めている。
不動産購入者らの代理人弁護人は、Ehitusが進めていたNõmmeにおける建設中のマンション建設が市政府からの中止命令を受けたと報告を受けていると14日明らかにした。
YIT Ehitusでは、69戸のマンションをもともと公園用地として区画されていたところに無許可でマンションとして建設することを進めていた。
市政府からの建設中止計画を受けて、同社では購入予約者へ5%の予約金の返金が必要となるが、多くの購入者が引き続きマンションの建設を求める声も上がっていることから、Ehitus関係者によると、市政府との間で建設許可の協議申請を進めることを示唆している。
YIT Ehitusでは、69戸のマンションをサナトリウム(診療施設)という名目で1平米を2万から2万3000EEKで販売していた。