Baltic State : 完成前の不動産開発プロジェクト売却に銀行界が警鐘(エストニア)
建設コストの上昇と人材不足により、いくつかの不動産開発計画が完成の日を見る前に売却せざる得ないといったプロジェクト段階での売却が主流になることに銀行界が懸念を示している。
不動産インターネットポータル シティ24にこの所未開発の建設計画が売りに出され始めている。銀行各行ではこういった動きに対し警戒を示しており、建設業界のあり方に警鐘を鳴らしている。
しかしながら実際に開発途中の不動産案件がプロジェクト事丸丸売却されるといった風潮ではなく、建設計画もデザインも建設許可も何もないプロジェクトの売りがいくつか出されているに過ぎないようだ。
エストニアでは大半が完成前のプロジェクトの段階で不動産は売買される。
不動産開発プロジェクトをそのまま売却するような企業は、大抵財政的に苦しい企業に偏っていると業界大手では冷静に分析している。