Baltic State : 通貨統合に向けて不動産税の導入(リトアニア)
リトアニアでは2010年の通貨統合を前に、居住民が保有する不動産に対して不動産税を課税する一方で住宅ローンへの割引額を引き上げることになりそうだ。
リトアニアの動きは、国際通貨基金が示した通貨統合時期が高インフレが続く限り延期せざる得ないと見られることからインフレ抑制の手を打つ第一弾とされる。
これまでに国際通貨基金は、07年までに収支バランスを整え、加熱経済を抑えない限り、通貨統合の為の必要な条件はクリア出来る事はないと厳格なリトアニア政府の対応を求めていた。