Baltic State : Multibankas,漸く買い手が現る(ラトビア)
マネーロンダリングでゆれたMultibankaに漸く新たな買い手がつきそうだという噂が広がっている。ラトビア最古の商業銀行である同行の買収に手を挙げたのは名前の公表は無いものの、ロシアからの投資家であると見られている。
同行の大株主の一人であるVladimirs Solomatins氏は買収に挙手を挙げた投資家がいることを認め、ただし、財務資本市場委員会(FKTK)からの承認が待たれる状態にあるという。
同行では、マネロンが明らかになる前の資産残高は1億4670万ラトであったが、この7月には2670万ラトにまで急減していた。預貯金額も当初の1億2900万ラトから1250万ラトにまで急激に減少している。
昨年度の収益額は82万ラトに留まり、04年度の227万ラトの半分以下にまで落ち込んでいた。