Baltic State : 平均賃金,第2四半期に14.1%の上昇(リトアニア)
リトアニアの賃金上昇が引き続き続いており、この第2四半期には公務員給与の上昇の煽りもあり14.1%の上昇を記録した。
リトアニア統計局によると、名目での月給平均は第1四半期の1437リタスから1519リタスにまで上昇した。
公務員給与はこの第2四半期に昨年同期から13.7%の昇給となる1585リタスまで引き上げられた。実質賃金計算では8.4%増に匹敵する。
民間企業で働く市民の給与平均は、名目で14.9%上昇した1478リタスで、実質では9.4%の伸びとなった。
賃金上昇により、自動車、家電などを含む輸入品などといった国内需要の拡大効果が生まれ、市民生活の向上などにも影響を及ぼしている。
リトアニアでは、この7月1日にこれまでの所得税率33%を27%まで引き下げを行っている。