Baltic State : 就労率,過去12年間で最高水準に(エストニア)
エストニア統計局によると、国内の就労者数がこの第2四半期に65万人に達した。
同水準は1994年の第2四半期以来の高水準となる。第2四半期の就労者増加率はこの過去5年の流れを引き継いでおり、昨年同期比で6.7%の向上が記録された。
特にサービス産業での就労者数の増加が顕著で、その中でも運輸、倉庫、通信産業などで22%の増加が記録された。建設業界では36%の増加と最大の伸びを記録し、人手不足が危機的状態にあることに拍車をかけている。一方で農業では就労者数は減少を記録した。
就労機会の増加により、失業率は2001年以降下降傾向が続いており、第2四半期の失業率は6.2%にまで改善した。