Baltic State : 今年度のGDPは11%成長に(ラトビア)
経済学者及びアナリストが集った勉強会『Ekonomistu Apvieniba 2010』が予測したラトビアの2006年度GDP成長率は11%に上昇修正された。
同グループが予測する来年度の経済成長率は9.3%と高い経済発展が予測されている。同グループによると、経済成長は国内の消費拡大やEUからの資金流入によりもたらされると分析されている。
しかしながら懸念材料は、人材不足から経済規模の縮小の可能性が疑われ、特に建設業界で大きな影響が出ると見られている。高い経済成長に押されインフレーションも相変わらず高止まりすることが予測されており、中央銀行のラトビア銀行によると、この7月のインフレも6.9%と高止まりしたことが明らかになっている。