Baltic State : 平均月給,来年度には1万EEKに(エストニア)
エストニア財務省は22日、来年度の平均給与が8.7%の上昇となる見通しであることに言及している。
給与水準は既に急激に上昇を続けてきており、下落することも懸念されているが、実際には人材不足を補うことができないことや来年度の経済成長率が9.6%成長となることが予測されていることからも引き続き上昇傾向が続くと見られている。
第1四半期の平均給与は8300EEKに達しており、財務省の試算では年末までに9000EEKを上回ると見られている。
財務省の資料では、この5月にフィンランドが新規EU加盟諸国へ労働市場を開放したことからエストニアの賃金平均は急激に上昇を記録始めている。
今年の失業率は6.8%にまで下落すると財務省では見通しを発表している。