Russia : 国内ガソリン価格の高騰に露政府懸念(ロシア)
ロシア国内のガソリン価格がここ数ヶ月で高騰を続けている。ロシア政府は先週、国内のガソリン価格の高騰に懸念を表明しており、このままでは今年のインフレ目標を達成できない可能性に言及している。
極東地区を除く、全製油所からのガソリン卸価格は7月13日の時点の1トンあたり1万6285ルーブル(608ドル)からこの8月10日には2.5%の値上がりとなる1万6684ルーブル(622ドル)にまで上昇した。
レギュラーガソリン(A-80)の卸価格は5%高の1万7551ルーブル、ハイオク(A-92及びA-95)の卸価格はそれぞれ7.8%、10%の値上がりし、価格はそれぞれ2万295ルーブル、2万2043ルーブルで取引されている。
小売価格となると、ハイオクとなるA-92及びA-95は8月10日時点でそれぞれ1リットルあたり17.72(0.66ドル)、18.92ルーブル(0.71ドル)で販売されている。7月13日の小売価格はそれぞれ17.05ルーブル(0.64ドル)、18.26ルーブル(0.68ドル)であった。