Baltic State : ライアン航空,タリン空港に低額利用料を請求(エストニア)
低コスト航空大手のライアン航空(Ryanair)がタリン空港に対して、タリン就航を前にして空港利用料を数分の1まで引き下げることを請求している。
エストニア経済問題省のOleg Harlamov相談役はライアン航空との話し合いの為に訪れていたダブリンから戻り、ライアン側から空港利用料の引き下げを求められたことを明らかにした。
同航空会社では、現状の価格では就航に興味はないことを明言しており、改めて8月中旬に予定される会談の場で同様の主張を繰り返すことになる。
タリン空港のRein Loik会長はルフトハンサ航空、チェコ航空、KLM航空などの大手が現状の料金を支払っているのに、一社の為に現在の課金システムを変更することは有り得ないとこれまでの主張を続けている。
しかしながら、同空港は、ライアン航空が提案する多路線への就航計画には興味をしめしていることは認めている。
同様にライアン航空に特別価格を適応させたラトビアでは、航空会社各社がリガ空港と当局に対して訴訟を起こしている。