レイキャビク
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Russia : 世界シェア第5位Uralkali,IPOに向けて主幹事を決定(ロシア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-8-11 2:00:00 (751 ヒット)

カリウム肥料世界シェア第5位のUralkaliが株式公開を踏まえクレディ・スイスとUBSを主幹事とすることを決定した。

同社では1日の株主総会で29%の株式を公開する承認を受けている。

IPOでは一般株とGDRを混ぜた形式で行う計画で、外国ではロンドン証券取引所に上場させるという。

同社株はRTS証券市場で少数株が取引されているが、時価価値計算させると同社は38億ドル相当と試算され、約3割の上場となると市場から11億ドル近くを調達することになる。

もし同様の上場が成功した場合、ロスネフチの100億ドルの市場調達、システマによる16億ドルの調達、セベスタルの15億ドル規模の上場計画に次ぐ大規模株式公開となる。

しかしながら、アナリスト間では同社が世界的にも無名であることから同様の資金調達は難しいのではという見方が主体となっている。

Uralkaliの80%の株式を保有する大株主Dmitry Rybolovlyev氏は、株式公開時には保有株の一部を売却することになり、新たにロシアで大富豪が誕生することになる。

05年度の同社の売上げ高は77%増の207億ルーブル(7億7440万ドル)で収益も2.6倍の76億ルーブルを記録している。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。