Baltic State : PKN Orlenラトビアの石油会社を買収へ(ラトビア)
リトアニアのマゼイキウナフタを傘下に収めたポーランドの石油会社PKN Orlenがラトビアの国営石油会社Ventspils nafta(VN)買収に興味を示している。
PKN Orlenからの代表団とラトビア経済省のAigars Stokenbergs大臣が7日に会合を持ち、PKN OrlenがVN社の株式取得意思を打診した。
PKN Orlenでは、バルト3国各国への進出を目指しており、マゼイキウはその第1歩に過ぎないと見られ、同社ではVentspils港を経由させて商品輸出を推量りたいとしている。
ラトビア政府は現在VN株38.62%を保有しており、リガ証券取引所で入札を行うことを計画しており、最低売出し価格を1株1.81ラトを予定している。全株の売却が成功した際には、国庫には7000万ラトの収入が上がることになる。
中央政府の他にVN株をLatvijas Naftas tranzitsが48.89%保有しており、同社では今のところ政府放出株の取得は念頭にないと示唆している。
その他には、カザフスタンのKazmunaigazも株式取得に興味を示している。