Baltic State : 新規ホテルが続々開店(エストニア)
タリンに続々と新規ホテルの開店が進んでいる。タリンのホテル建設ラッシュは外国人旅行者の大半がホテル滞在となっていることで、これまでのホテル不足の解消として地元資本、外国資本が相まって続々とホテルの開店が差し迫っている。
タリン中心部に開店間近となるSwissotel系のホテルがTornimaeツインタワーとして開店予定にあり、部屋数は200室が計画されている。現在のタリンのホテル部屋総数は5300室で、これが08年度には別途に2000室が増加される見通しとなっている。
エストニア ホテル レストラン協会のDonald Visnapuu代表によると、タリンは、より観光地そしてコンフェレンス開催地として有名になりつつあり、現状のホテル数ではそれを賄うには不十分な状態にあるという。
しかしながら、タリンが抱える問題は、季節的要因に大きく左右される体質で、冬期には極端に観光客が減少しホテルは閑散となり、夏期にはホテル数が全く足らないほど多くの旅行者が訪れる事にあるという。
今後2年間にタリンでは新たに4つのホテルが開店する計画し、それぞれが200室を超える部屋数を整えることになる。