Baltic State : リガ地方裁判所,VEF銀行資産を凍結(ラトビア)
リガ地方裁判所(Riga Regional Court)がVEF銀行の資産54万2000ラトをベラルーシ人投資からの賠償請求保護として凍結していることが27日明らかになった。
ベラルーシ人であるLeonid Minet氏は同行に対してJurmalaでの不動産取引で契約違反があったとして損害賠償を求めていた。
同氏は2002年の8月にJurmalaの更地開発と11月に3階建てホテルの建設をラトビアの事業パートナーSelingaと結んでいた。Selingaでは事業費としてVEF銀行から資金を土地を担保に借り入れており、その際にLeonid Minet氏が個人保証人となっていた。
2004年11月にSelingaがLeonid Minet氏の承認を得ないままJurmalaの不動産をPutna Lidojumsへ売却し、借入れが完済していないにも関らず不動産を売却することに合意したVEF銀行をLeonid Minet氏が訴えたといった経緯で今回の資産凍結に到っている。