Baltic State : Multibanka,マネロン幇助疑惑から開放(ラトビア)
ラトビア最古の商業銀行Multibankaがアメリカの金融当局から疑われていたマネロン幇助の疑惑から開放された。
金融犯罪捜査網(FinCEN)は12日、昨年4月26日に同行のマネロン幇助への疑惑を発表して以来、これまで同行のアメリカでの事業を一切禁じてきていた。
FinCENでは、Multibankaは多くの金融犯罪者にマネロン目的に口座を提供してきたとして同行をマネロン幇助銀行と断じてきた。当局からの通報により疑惑をもたれた口座を全て凍結するなどをして反マネロン姿勢を明確にしたことなどが今回の決定に影響したものと見られている。
また、FinCENはラトビアの反マネロン政策に関し、金融政策や監督システムの改善を高く評価していると言明している。