Baltic State : 銀行業の健全経営に高い評価(エストニア)
格付け会社大手のS&Pによると、エストニアの銀行業界は中東欧諸国と比較して健全経営にあると高い評価を下している。
S&Pが発表した『銀行業界リスク分析』レポートで、エストニアの銀行業は『標準的リスク』として安全経営が評価を受けた。
エストニアの銀行業界を主要銀行2行が市場を独占しており、全7行で市場が構成されているという非常に市場自体が小さく且つ集中していることからリスクが低いとの評価となっている。
市場をほぼ独占するスウェーデン資本となったハンサバンクとSEB Eesti Uhispankの2行が他行を大きく引き離すシェアを誇り、北欧系のNordia銀行とSampo銀行の2行を足すとシェアの96%を占めてしまう。