East & Central EU : 注目を浴びるスロベニア保険市場(スロベニア)
2日スロベニア保険局の調べで、同国に進出意思のある保険会社数が54社に上ることが分かった。
スロベニアのEU参加によって、市場経済化が進むと各社は当て込み、同国への進出を狙っている。主に、英国の保険会社18社が進出の意思を伝えており、ドイツ、オーストリア、アイルランド、イタリア、スウェーデン、チェコ、ベルギー、ルクセンブルグ、デンマーク、フランス、フィンランド、ラトビア、ハンガリー、オランダの企業が同様に進出を計画している。
EU諸国からの同国への保険事業進出は、子会社による事業展開も可能となり、スロベニア当局に必要書類の提出が必要となる。
既にMerkur社、 Grawe社、Generali社、Arag社といった企業は書類の提出は済ませており、外資の子会社としてではなく、国内企業として登録申請している。
同国内で、外資企業による生命保険市場占有率は22%に留まっており、損保事業については3%に過ぎない。